海外発送で必ず聞かれる「関税」の疑問を解説!
海外からものを送ったり、個人輸入したりすると、輸入時に税金を支払わなければならず、荷物の受取側が受取先の国で関税の手続きをする必要があります。
関税で支払う金額は輸送する商品の価格や、免税品などにより異なります。
手続きや関税にいくら必要なのかがわからないと不安ですよね。
この記事では、関税について詳しく解説していきます!
関税とは?
そもそも関税とは何か、ご存知ですか?
関税とは、「輸入品に課される税」であり、輸入する人(荷物の受け取り人)に支払いの義務があります。
受取先以外の国から物を輸入する場合、輸入時に税金を支払わなければならず、受取先の国で関税の手続きをする必要があります。
関税で支払う金額は輸送する商品の価格や、免税品などにより異なり、インボイス(請求書)に記載された内容で判断され、課税されます。
インボイスとは?
海外に発送する際に、荷送人(輸出者)が荷受人(輸入者)に宛てて作成する貨物の明細書で、送り状と一緒に必要な書類です。
郵便局から国際郵便で荷物をおくる場合、内容品の総額が20万円を超える場合にインボイスの作成が必要です。
その他の運送会社で荷物を送る場合は、送り状(伝票)とインボイスが一緒になっている場合や別々に作成する場合など様々ですので、荷物を送る前に事前に運送会社に確認をしておきましょう!
関税がかかる荷物と金額
関税を徴収するのは、受取先の国の税関ですので、受取先の国の法律や国同士の条約により関税がかかる荷物や金額が変化します。
さらに、社会情勢やその国の経済情勢によっても変化したり、税関でのチェック状況にもよって変化したりするので、同じ荷物でも関税がかかる場合とかからない場合があります。
送り先の国により免税される荷物や金額の設定があるので、送料などを含む荷物の総額が一定金額以内なら関税を払わなくて良い場合があります。
個人間でものを送り合う場合は、関税が発生することは少ないですが、高価なものや、酒やタバコなどの特定のものは、個人でも関税は発生することがあります。
各国大使館や税関などが公式HPで情報を公開している場合もあるので、そちらも確認してみてください!
関税を安く抑えられる?
よく聞かれるのは、「関税を安く抑えられますか?」というお問い合わせ。
関税を安くするために、インボイスに嘘の金額を記入することはNGですが、
- パッケージを外して、中古品として発送する。
- 個人利用での荷物ということを明確にする。
これらの方法は、できるかぎり関税を安くする対策になります。
販売目的を疑われると確実と言っていいほど、税関で引き止められるので、一回の荷物で同じ商品を大量に送らないようにするのもポイントです。
OKURUMONでは、商品や荷物の価格を下げてインボイス作成をすることは絶対にありません。
見積もりを作成する際に、金額の確認を行っていただきますので、しっかりと確認をお願い致します。
関税が発生した場合の手続き方法
関税の支払いが発生した場合、大体は郵便局や運送会社から受取人に対して、書類や電話で通知があります。
届いた通知や指示に従って関税の支払いをしてください。
支払い方法
①対面での支払い
荷物を保管している郵便局の営業所・運送会社の倉庫に行き、支払いを行います。
②書留で郵便局で支払い
まとめ
いかがでしたか?関税の関税についての不安が少しでも解消できていたら幸いです。
OKURUMONのサービスでは、お客様が日本から海外への発送手続きはしなくていいので、関税が発生する・しないの判断も私たちが事前に確認をいたします。
日本から海外に荷物を送りたい場合は、ぜひOKURUMONをご活用ください!