海外への荷物発送でよくあるご質問|回答まとめ
海外への荷物発送が必要なとき、初めての時は、手続きや配送業者選びなど、よくわからなくて不安ですよね?
海外移住、海外留学、海外駐在など・・・
状況はさまざまですが、日本から荷物を送る時や家族から荷物を送ってもらう時など、この記事では、海外への荷物発送で聞くよくあるご質問をまとめてみました!
海外への荷物発送方法
そもそも、海外に荷物を発送するって、どうやって?
って思っている人もいるかもしれませんね。
日本から海外へ荷物を発送するには、郵便局の国際郵便か、国際発送に対応している運送会社のサービスを利用します。
国際発送に対応している運送会社は日本の会社ならヤマト運輸や佐川急便など、海外の会社ならFeDexやDHLなど。
配送業者選びに迷ったら、まずは、郵便局の国際郵便を利用してみてください。
海外に送れる荷物の種類が多いのと窓口での対応ができますので、安心です。
郵便局の国際郵便の配送種類
- EMS(国際スピード郵便)
- 国際小包
- 小形包装物
詳しくは、郵便局の公式サイトをご確認ください。
海外への荷物発送でよくあるご質問 5選
ここからは、本題の海外への荷物の発送でよくあるご質問ついて詳しく回答していきます。
よくある質問①:関税について
関税とは?
基本的に「輸入品に課される税」であり、輸入する人(荷物の受け取り人)に支払いの義務があります。
なので、受取先以外の国から物を輸入する場合、輸入時に税金を支払わなければならず、受取先の国で関税の手続きをする必要があります。
関税で支払う金額は輸送する商品の価格や、免税品などにより異なり、インボイス(請求書)に記載された内容で判断され、課税されます。
関税を徴収するのは、受取先の国の税関ですので、その国の法律や国同士の条約で変化します。
個人間でものを送り合う場合は、関税が発生することは少ないですが、高価なものや、酒やタバコなどの特定のものは、個人でも関税は発生することがあります。
関税の金額
関税っていくらですか?
というお問い合わせをいただきます。
正直な回答は、その国や社会情勢や経済情勢によって変化するため、明確な金額を記載することは難しいのです。さらに、税関のチェック状況にもよるので、同じ荷物でもかかる場合とかからない場合があります。
ただ、国によっては免税範囲があり、送料などを含む荷物の総額が一定金額以内なら関税を支払わなくて良い場合があります。
詳しくは、郵便局の公式サイトをご確認ください。
各国大使館や税関などが公式HPで情報を公開している場合もあるので、そちらも確認してみてくださいね!
関税を安く抑えるには
関税を安くできますか?
という質問もよくありますね。
こちらは、無理やり安くすることは、推奨しませんが紹介致します。
- パッケージを外して、中古品として発送する。
- 個人利用での荷物ということを明確にする。
中古品にして送ることで、新品より金額を下げることができ、不要なパッケージがなくなれば梱包も小さくできます。
OKURUMONでは、商品や荷物の価格を下げてインボイス作成をすることは絶対にありません。
見積もりを作成する際に、金額の確認を行っていただきますので、しっかりと確認をお願い致します。
よくある質問②:禁制品について
禁制品とは?
各国の法律や条例によって輸送することができない品物があることをご存じでしょうか?
この「法律や条例によって輸送することのできない品物」のことを「禁制品」と言います。
郵便局の国際郵便やヤマト国際宅急便などで海外に品物を発送する際は、事前に調べておかないと相手に品物が届かない・品物が返送される・廃棄されてしまうといったことが起きてしまいます。
どの国にも送れない禁製品
日本から海外へ発送する際の禁制品は、輸送する航空機や船、車などに危険が及ぶ可能性のある可燃物や、毒物・腐食性物質、医薬品、ワシントン条約などで輸出入が規制されているもの、貴金属、クレジットカード、金券、コンサートチケットなどさまざまなものがあります。
代表的な禁制品を紹介します。
- 危険物(航空機等の搭載に支障をきたすものなど)
- 火薬類、高圧ガス
- 酸化性物質・毒物類、放射性物質、腐食性物質
- 電池、リチウム電池、リチウム電池を使用した製品
- 動植物関係
- 麻薬、医療器具、医薬部外品、医薬品
他にも、配送業者・配送国によって変わってくるものがあるので、よく確認をしましょう。
金製品について掲載のあるサイトを紹介致します。
OKURUMONでは、お客様の希望するもの、欲しい商品が送れるかどうかもしっかりチェックしてから対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください!
よくある質問③:荷物が止まってしまったら
海外への荷物発送は、関税対策、禁制品対策に十分に気をつけたけど、荷物が税関で止まってしまうなど、スムーズに行かないことがあります。
そんな時は、荷物の発送をお願いした配送業者・輸送会社に問い合わせをしましょう。
荷物が税関で止まってしまう理由
- 発送先国の禁制品・制限品が入っていた
- 違違法の物品が入っていた
- 物品の詳細確認が必要になった
配送業者・輸送会社に問い合わせが完了したら、指示に従って、必要な書類の準備を行ってください。
よくある質問④:送料・日数について
海外への配送で確認しておきたい、送料の基準
そもそも国際発送料金は、何で決まっているのでしょうか?
国際発送の送料を決めるポイントについて、解説していきます。
重量
どの運送会社を使う場合でも、基本的に重量で送料が変化します。
重いほど、料金が上がるように設定され、たいてい500gや1kg単位区切りで料金が決定します。
端数のせいで料金が割高にならないよう、事前にきっちり確認しておきましょう!
サイズ
国際発送の場合規定サイズ以内に収まっていれば、大きいものも小さいものも同じ送料の場合が多いです。
ただ配送会社によっては、独自に小型荷物の割引プランや格安の専用ボックスを用意していることがあります。
プランによっては同じ重量でも規定のサイズや箱に変えるだけで、送料を安く抑えられます。
ただし格安プランによって配送禁止品目が変わる場合があるので、注意が必要です。
サービス内容
サービス内容も、料金に影響を与えます。
保険や追跡サービスがついていない配送方法を選べば、割安で済みますが、トラブルの際の補償がないので、あまりおすすめできません。
配送期間の指定がないものや郵便局の船便のように時間がかかる配送方法も、その分割安になっています。
内容物や届けたい期間を考え、配送方法を選ぶと良いですね。
配送に必要な日数
配送先の地域・国によって配送期間は変化します。
配送方法にもよって変わりますが、おおよそ航空便で最短3日〜2週間、船便だと2週間〜2ヶ月、が目安です。
国別の確認をされたい方は、公式サイトからご確認ください。
参考にヤマトと郵便局のサイトを記載します。
(例)アメリカへ荷物を送る際の必要な費用と配送業者
日本郵便(国際郵便)
運用会社比較
よくある質問⑤:保険について
海外への荷物の発送をして、こんなことありませんか?
- 紛失してしまった。
- 段ボールが破損してしまった。
- 中身のものが壊れてしまった。
こんな状態で荷物が届いたら、かなり心配になりますよね・・・
そんな不安を取り除くために、荷物に保険をかけることで、万が一の際に実損額を補償することも可能です。
日本郵便のEMSの場合
日本郵便のEMSでは、最高200万円を限度とする実損額を賠償する制度があります。
内容品の価格が2万円までは、無料で保険がついてきます。
2万円を超える場合は、追加料金が必要となりますので、公式サイトからご確認ください。
ヤマト運輸の国際宅急便では・・・
個人のお客様の場合、荷物に保険をかける制度はありません。
法人契約にお場合は、適応できる制度があるようです。
まとめ
日本から海外へ荷物を送る時のよくあるご質問は、いかがでしたか?
海外との取引は細かい制度がたくさんありますが、要点をチェックして、自分の荷物と送り先の情報をしっかりと把握できればバッチリです!